2024年の品川イルミネーションはおもしろい!3大スポットの企画者が本格ハイボールで座談会【品川ハイボールバー】
品川にゆかりのあるゲストをお招きしながら、地元飲食店の魅力を伝える“Re-FRESH”。今回は、品川駅港南口すぐの“品川ハイボールバー”に品川エリア3企業のイルミネーション担当者をお招きして、“冬の品川をもっと楽しむ”をテーマにした座談会を行いました。
参加メンバーは、品川シーズンテラス株式会社の渡辺宏紀さん、コクヨ株式会社の萩原健さん、日鉄興和不動産株式会社の川﨑真人さん。それぞれ、品川駅港南口の3大イルミネーションスポットである“品川シーズンテラス”、“THE CAMPUS”、“品川セントラルガーデン”の今季のイルミネーション装飾を企画・運営しているお三方です。
品川港南エリアのイルミネーションは毎冬の恒例となっていますが、意外と知らないイルミネーションスポットもあるのではないでしょうか。この記事では港南口の南北をつなぐ3スポットの魅力をゲストのお三方に聞き、品川港南の新たな魅力を探ります。“品川ハイボールバー”の“強炭酸ハイボール”とともにお楽しみください。
今回の舞台“品川ハイボールバー”
品川駅港南口から交通広場を通り抜け、石畳のメイン通りを20mほど。ウイスキー樽を思わせるウッディーな外観のお店が、今回の舞台“品川ハイボールバー”です。
店内は色彩を抑えたシックな配色に暖色の照明がきらめく内装で、両サイドの壁一面にはウイスキーがずらり! “ブラックニッカ”や“余市”“竹鶴”といったニッカウヰスキーを中心に、幅広い銘柄を取り揃えています。
長いL字型カウンターとハイテーブルの座席はカジュアルな印象で、一人飲みから数人のグループ飲み、立食形式の貸切パーティーなどさまざまなニーズに対応可能です。新幹線や飛行機での長距離移動前の一休みにも重宝しそうなお店です。
そんな“品川ハイボールバー”にお集まりいただいたゲストのお三方がこちら。
乾杯ドリンクは、“品川ハイボールバー”のスペシャルハイボール“スプラッシュハイボールクリア”。専用機で注がれるスプラッシュハイボールは一般的なハイボールより1.3倍ほどの強炭酸で、抜群の喉ごしを楽しめます。ウイスキーとソーダのブレンド割合は1:4。モルトの味わいと香りをしっかりと感じつつも軽やかに飲み続けられる“黄金比率”になっています。
今夜が初対面というお三方ですが、このスプラッシュハイボールの力もあってか、すでに和やかな雰囲気に。自己紹介タイムも終わり、いよいよ“イルミネーション座談会”を始めましょう!
品川3大イルミネーションスポットの見どころは?
今回の座談会では、“冬の品川をもっと楽しむ”をテーマに、品川の3大イルミネーションスポットの見どころや、担当者だからこそ語れるサイドストーリーなどを聞いていきます。Re-FRESH編集部からの3つの“お題”に、それぞれの回答をいただく大喜利スタイルで進行します。
編集部:
最初の“お題”は、【我が社のイルミネーションはここがスゴい!】です。イルミネーションと一口に言っても、その内容は作り手によって変わるもの。各社それぞれの今年の見どころを、存分にアピールしてください!
「東京タワーを借景にできるのはウチだけ!」——品川シーズンテラス
渡辺さん:
品川シーズンテラスといえば東京タワーの借景。何をおいてもコレでしょう! ライトアップしたカナール(水路)の先に東京タワーが見えます。シーズンテラスでは水辺をイメージして青いイルミネーションにしているので、色の対比もきれいですよ。
期間は12月2日(月)から25日(水)まで。大階段ではブルーの光が波のように揺れ動くイルミネーションもお楽しみいただけます。ぜひ温かい服装でお越しください!
「こだわりのピンクを見て!」——コクヨ THE CAMPUS
萩原さん:
“THE CAMPUS”のイルミネーションは初回からずっとピンク一色で、その発色にとてもこだわりがあります。自分たちでいうのもなんですが、上品な色合いだと思っています。周辺の住宅街から楽しみに来てくださる方も多いですよ。
ピンクはTHE CAMPUSのコンセプトカラーですし、スーツ姿の人が多い街だからこそ、あえて真逆の色を使っていきたかったという想いもあります。期間は11月25日(月)から3月までの予定です。
川﨑さん:
品川シーズンテラスはブルーで、THE CAMPUSはピンク。カラーを統一すると場所のキャラクターが印象づけられる感じがして、とてもいいですね。
「今年は“ギミック”で勝負!」——品川セントラルガーデン
川﨑さん:
品川セントラルガーデンでは“参加型”の仕掛けを用意しています! 例年、品川駅側の入り口にイルミネーションのゲートを設置しています。今年はゲートや品川セントラルガーデン中央部に来場者が自由に操作できるギミックを追加します。
操作によって、スポットライトが点いたりスモークやシャボン玉がでたりといった仕掛けを考えています。来場者のみなさまにはぜひ動画撮影も楽しんでいただきたいですね。設置期間は11月から2月14日までの予定です。
その頃、テーブルにはハイボールのアテが順々に到着! 今回のセレクトは、“品川ハイボールバー”の人気メニューである“自家製フライドチキン”、“切り出しハモンセラーノ”、“特製 焼きそば”、そしてウイスキー入り生チョコレートの“RICH RENGA”の4品です。
編集部:
ハイボールとお料理の相性はいかがでしょうか?
渡辺さん:
フライドチキンの衣はカリッと、お肉はジューシー。スパイシーな味付けがお酒にピッタリです。
萩原さん:
焼きそばはモチモチの麺と合う濃い味付けで、すごくおいしいです。全体的に正統派のメニューで安心感があります。
川﨑さん:
ハイボールとの抜群の相性ですが、この味付けは白米が欲しくなってきますね(笑)
「イルミネーション担当者でよかった!」と思うのはどんな時?
編集部:
続いてのお題は、【イルミネーション担当者のやりがい】です。みなさまがイルミネーションを作る仕事をしていて「よかった」「うれしい」と思うのはどんな時でしょうか?
川﨑さん:
一番うれしいのは、イルミネーションのために品川セントラルガーデンへ来てくださるお客様がいることです!
渡辺さん:
イルミネーション初日の点灯の瞬間です。暗闇がパーッと明るくなり、お客様の歓声が上がる瞬間が一番ですね。
萩原さん:
私はすこし毛色が違う回答になります。というのも、THE CAMPUSは基本的にコクヨのオフィスなので、イルミネーションを実施すべきか社内でも議論があります。その中で今年も開催できることになったのは、現場に携わるメンバーの「街の方々のためにどうしてもやりたい」という想いと、それを実現するための社内連携があったからです。そう考えると、とても感慨深いですね。
各所のきらびやかなイルミネーションの世界は、各担当者の熱い想いによりつくられていると理解すると、より一層イルミネーションに彩られた品川の街に思い入れが出てきます。
イルミネーション巡りで、品川港南をもっと好きになろう!
編集部:
最後のお題は、【イルミネーション巡りが楽しくなるフォトスポット】です。多くの方に各社のスポットを行き交っていただくために、イルミネーション巡りの目的地になるフォトスポットを教えてください!
萩原さん:
ぜひ“CAMPUS”をかたどった家具を探して、そこで撮影してみてください!
編集部:
“CAMPUS”の家具といえば、あのカラフルなアレですね?
萩原さん:
はい、あのウッドデッキに並べてあるアレです。少し離れたところから見ると、アルファベットの“CAMPUS”に見えるんです。ぜひ探すところから楽しんでください!
川﨑さん:
品川セントラルガーデンは、ゲートをデッキ上から見下ろす構図で撮影してみていただきたいです。
編集部:
下には樹木のイルミネーション、上にはビル灯りという感じになるのでしょうか。ロマンチックな写真が撮れそうですね。
渡辺さん:
定番の映えパターンもいいですが、独自の視点で撮影された写真をいろいろ見てみたいですね。写真のおもしろさはそこだと思いますので。
編集部:
なるほど。ちなみに、品川シーズンテラスでは今年も“品川こうなんフォトコンテスト”を開催するとのことですが、作品は何点応募してもよいのでしょうか?
渡辺さん:
もちろん! スマホの写真でもOKですよ。さらに、今年は品川シーズンテラス以外の施設にも入賞作品を展示するという、新しい取り組みも行います!
編集部:
イルミネーションを観て、撮影して、写真展示まで楽しめるということですね。ぜひ多くの方にご参加いただき、品川港南の新たな魅力を発見していただけたらと思います。本日はありがとうございました!
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街を明るく彩り、私たちの目を楽しませてくれるイルミネーション。それをあたりまえのように享受して来た人は多いと思いますが、実際には企業や自治体、そこに所属するスタッフたちの努力や想いに支えられて実現していることを知りました。
そんな視点で街を歩けば、いつもとひと味違った景色が見つかるかも? あなたもぜひ、新たな目線で、この冬の品川港南イルミネーション巡りをお楽しみください。
それでは次回の記事もお楽しみに。
【店舗情報】品川ハイボールバー
住所|東京都港区港南2-2-10 鳳和ビル1F
TEL|03-5782-2678
MAP|https://maps.app.goo.gl/ugNgW3gCD9aLJkFHA
HP|https://highballbar-shinagawa.com/