今年も開催!品川のデザインフェス“Featured Projects 2024”主宰と楽しむ肉バル夜ごはん【鉄板バル Gappo 品川店】
品川にゆかりのあるゲストをお招きしながら、地元飲食店の魅力を伝える“Re-FRESH”。今回は、“鉄板バル Gappo 品川店”にて、デザインプロジェクト“Featured Projects”共同代表の後藤あゆみさん・相樂園香さんにお話を聞きました。
デザインを軸にさまざまな分野の人やモノ・コトをつなぎ、心躍るムーブメントを築きたいという想いでつながるお二人は、2024年5月25・26日、品川に所在する“コクヨ株式会社東京品川オフィス THE CAMPUS”にて、デザインイベント“Featured Projects 2024”を開催します。
昨年、初開催で好評を博した本イベントですが、今年の開催を間近に控えたお二人に見どころやデザインへの想いなどを、たっぷりと語っていただきました。“鉄板バル Gappo”のお洒落なお肉料理と共に、お楽しみください。
今回の舞台“鉄板バル Gappo 品川店”
今回の舞台は、品川駅港南口から目の前の “鉄板バル Gappo 品川店”です。
店内には酒樽・酒瓶をモチーフとするアイテムや、手描きの黒板メニューが散りばめられ、賑やかな酒場の雰囲気を演出しています。
赤を基調とした内装や落ち着いたトーンの照明の効果で、親しい仲間との距離もさらに縮まりそう。夜には港南口の夜景がきらめく窓際席は、カップルでの利用にもピッタリです。
デザインの縁がつないだコラボレーション
さて、そんな“鉄板バル Gappo”にお迎えしたのは、2022年にデザインプロジェクト“Featured Projects”を立ち上げた、デザイナーの後藤あゆみさんと相樂園香さんのお二人です。
後藤さん:
相樂との出会いは、美大生時代に所属していた学生団体でした。相樂は自宅が遠くてすぐに辞めてしまったので、当時は才能に気づくことができず……(笑)。実質的に一緒に活動し始めたのは、社会人になってからですね。
後藤さん:
就職して2年経った頃、相樂が渋谷にあるデジタルものづくりカフェ“FabCafe”で働いていると知って、私が当時携わっていたwebメディアで取材させてもらいました。それをきっかけに、“FabCafe”のイベントスペースを使った小規模イベントを数回開催しています。
その後、縁あって大きめのデザインイベントを立ち上げる機会をいただいたのですが、到底一人でできる規模ではなかったため、相樂に相談をしました。2017年のことですね。
お二人が初めて手がけた大規模イベントは、2018年に渋谷を舞台に開催されたデザインフェスティバル“Design Scramble”(主催:株式会社ディー・エヌ・エー)でした。
後藤さん:
“Design Scramble”は2018年の開催に向けて、前年から準備を始めました。反応も良く、翌年以降も展開していく予定だったのですが、2019年は超大型台風のため開催予定日の1週間前に延期が決まり、再設定した日程は新型コロナの影響で断念せざるを得ませんでした。
相樂さん:
その後、二人の間で「新しいデザインプロジェクトをつくろうか」という流れになり、“Featured Projects”というプロジェクト名を定めました。賛同してくれるチームや企業さまに支えられながら少しずつ形になり、今に至ります。だから、私たちにとって“Featured Projects”は、“Design Scramble”の続編のような存在なのです。
“よいものづくりは、明日を拓く”
デザインプロジェクト“Featured Projects”とは
デザインプロジェクト”Featured Projects“の目的や方向性とはどういったものなのでしょうか。現状の課題も含め、後藤さんが話してくれました。
後藤さん:
“Featured Projects”の目的は、クリエイターやその作品をフィーチャーする(注目させる)ことで、デザインを大切にしている人たちが集まって、一緒に考え、学び、熱狂できる場をつくることです。それが巡りめぐって社会課題解決につながる場合もあるかもしれませんが、何か特定の課題意識を持って始めたわけではありません。
“Featured Projects”で行いたいことはたくさんあり、イベントに限らずさまざまな手段でクリエイターが生み出す作品や活動を世の中に届けていきたいと思っていますが、それを実現するにはある程度の資金も必要なので、今は次のステップに進むためにもがいている最中です。
このタイミングで、本日のメインディッシュが到着。テーブルには白い煙がもうもうと立ちのぼり、「ジュージュー!」とお肉の焼ける音が響き渡ります。“鉄板バル Gappo”調理長の村松さんが説明してくれました。
村松調理長:
お待たせしました。こちらが“ミートパラダイス”です。本日のお肉は、牛ハラミ、黒毛和牛の“ランイチ”、大山鶏の3種です。現在はレアですので、鉄板の上でお好みの加減になるまで焼いてからお召し上がりください。
相樂さん:
わぁ! これが“ミートパラダイス”ですね。
後藤さん:
この迫力は、たしかにパラダイス……!
村松調理長:
こちらの“ただハンのハンバーグ”は、当店のランチタイム(“ただハンバーグが食べたい”という店名で営業)の名物でもある、牛肉100%のハンバーグです。とても柔らかいので、お箸で召し上がれますよ。
相樂さん:
本当に柔らかく、“絶妙な力加減でまとまったハンバーグ”といった感じです! 食感も良くとても美味しいです。
村松調理長:
お肉には予め味つけしていますが、卓上の調味料で“味変”もお楽しみいただけます。玉ねぎをたっぷりと使った“シャリアピンソース”と、北九州の鶏肉専門店が作った“黒瀬のスパイス”をご用意しています。
後藤さん:
ランチタイムはこのハンバーグがメインなんですか?
村松調理長:
はい。ランチはこのハンバーグにごはんとお味噌汁が付きます!
後藤さん:
いいですね。イベント準備で品川に来る際には、ぜひ利用させていただきます!
デザインフェス“Featured Projects 2024”の見どころは?
“Featured Projects”として初めてのイベントは、昨年4月に“THE CAMPUS”で開催されました。来場者のみなさんからの反響もとても大きかった同会場で、今年もまもなく“Featured Projects 2024”が始まります。
今回のテーマは、「“そうぞう”からはじまる」。“誰かの想像や創造が、その人や他の人の明日を拓くかもしれない”というメッセージが込められています。
相樂さん:
現在のデザインのトレンドや時代性をリサーチしてテーマを決めるところから、クリエイティブディレクションまで、イベントのコアとなる部分の企画はすべて後藤と私の二人でつくっています。
後藤さん:
昨年からのアップデートとしては、会期を3日間に伸ばした上で、出展者さまやスポンサー企業さま、登壇者さま、メディアの担当者さま、関係者さまなどがより深く交流する時間をつくるために、“オープニングデー”を設けたことが大きいです。他にも、より一層、コラボレーションが生まれやすくなるように、入場者の属性をパスで可視化したり、企業・クリエイターをフィーチャーする展示コーナーを設けたりしています。
イベント内容は前回同様、クリエイターズマーケット、展示、ワークショップ、ミートアップ、トークセッションの5種類のプログラムで設計していますが、ライブパフォーマンスやカフェ、キッチンカー、休憩スペースも設けて、休憩をしながら長時間“Featured Projects 2024”をお楽しみいただけるようにしています。
前回は「内容が充実しており、4時間も滞在した」という方もいらっしゃったので、今回も来場者に満足いただけるコンテンツを用意したいです!
相樂さん:
デザインをお仕事にされている方だけでなく、デザインやものづくりが好きな方にもぜひ遊びに来ていただきたいです。お子さま向けワークショップも予定されていますし、会場の“THE CAMPUS”もとてもすてきな空間です。さまざまな入口から、ぜひたくさんの方に楽しんでいただけたらうれしいです!
* * *
取材を通して感じたのは、“猪突猛進型の後藤さんと冷静沈着型の相樂さん”という印象。性格も興味も生き方も異なるお二人ですが、「全然違うからこそ、すごく相性がいい」と、実感しているそうです。若くして互いの世界を広げ合えるパートナーと出会ったお二人のプロジェクトは、今後どのように成長していくのでしょうか。未来がとても楽しみです。
デザインフェスティバル“Featured Projects 2024”にお越しの際には、今回の取材の舞台“鉄板バル Gappo 品川店”にもぜひお越しいただき、熱々のハンバーグをお召し上がりください!
それでは次回の記事もお楽しみに。
【店舗情報】鉄板バル Gappo 品川店/ただハンバーグが食べたい
住所|東京都港区港南2-2-16 谷田企画第一ビル 2F
TEL|03-3474-0707
MAP|https://maps.app.goo.gl/V9h99PEjPSs45MUk7
HP|https://teppan-bar-gappo.jproject-shop.jp/shinagawa/