
品川インターシティにオープンした日本料理しゃぶしゃぶ店で出汁しゃぶを味わう【瓢斗(ひょうと) 品川店】
こんにちは。Re-FRESH編集部です。
これまでRe-FRESHでは『品川の食×人』シリーズとして、品川にゆかりのあるゲストをお招きしながら、地元飲食店の魅力を伝えてきました。今回から新シリーズ『しながわグルメ探訪』として、品川の地元飲食店の魅力紹介にフォーカスした記事を発信していきます! 『品川の食×人』も引き続き発信していきますので、どちらもお楽しみください!
『しながわグルメ探訪』の初回となる今回は、品川インターシティにオープンした“瓢斗(ひょうと)品川店”を訪れました。こだわりの“出汁しゃぶ”と丁寧なおもてなしが魅力の日本料理しゃぶしゃぶ店で、接待やお祝いの席といった特別な日の需要にぴったりのお店です。
品川インターシティに2024年12月オープン!瓢斗 品川店

“瓢斗 品川店”が新規オープンしたのは、品川インターシティB棟の1階。
入り口は旅館や割烹料理店の玄関を思わせる和モダンなデザイン。ガラス扉の奥で靴を脱ぎ、下駄箱へ仕舞ってから店内へ入ります。
床は通路も含めて一面の畳敷き。銀色を基調とした壁や間仕切りを抜けると、ガラス越しに都会的なビル群が望めます。その空間に散りばめられた大小さまざまなお部屋を見て歩くだけでも、気分が高揚してきます。

収容人数は130名で、2名から40名まで使える23席に分かれています。そのうち、掘りごたつが11席、テーブルが12席。今回、Re-FRESH編集部は掘りごたつの個室にご案内いただきました。
仲居さんのエスコートで、
至れり尽くせりの会席スタート!

瓢斗のメニューは昼夜ともにコースのみとなっています。
今回注文した“出汁しゃぶ会席「瓢斗 ひょうと」”(税込13,500円/人)は、先付けから甘味まで合わせて全8品のコースです。
先付 自慢のお出汁でいただく百合根豆腐
造り 瓢斗のぶり大根 香味ぽん酢
進肴 とろり湯葉玉地蒸し べっ甲餡がけ
凌ぎ 香ばしく炙る 瓢斗名物 鯖寿司
箸休め 土佐酢をかけた芳醇な蟹爪の酢の物 柚子を添えて
鍋(出汁しゃぶ) ずわい蟹、銘柄豚、季節の野菜盛り合わせ、たっぷりの刻みねぎ、柚子胡椒
〆 自慢の出汁に合う生うどん カレー粉を添えて、味の変化をお楽しみください
甘味 ほうじ茶ぷりん
サービスは仲居さんに個々の座席を担当していただく料亭スタイル。料理やお酒の提供はもちろん、しゃぶしゃぶについても丁寧に説明してくれます。
先付の“百合根豆腐”をいただきながら、瓢斗で人気の“青竹酒”を注文。

徳利とお猪口に使われているのは、直前に刈り取ったかのような青々とした孟宗竹。その香りがお酒の香りと混ざり合って、たいへん風情を感じます。外国からのお客さんにも喜ばれそうな、贅沢な酒器です。
お酒を味わっている間にも、お料理は続きます。
さっと湯引きした鰤をたっぷりの大根おろしとピリ辛ぽん酢でいただくお造り、“瓢斗のぶり大根”に、生湯葉入りの茶碗蒸し“湯葉玉地蒸し”。その後に続く“鯖寿司”では、お客様の目の前での炙りの演出も。

“大トロ鯖”と呼ばれる脂ののった鯖のお寿司の香ばしさが抜群! しっかりと炙られた皮目はパリパリで香ばしく、鯖が苦手でもこの鯖寿司は食べられるという方も多いのだとか。

箸休めの“蟹爪の酢の物”をいただいた後は、いよいよ“出汁しゃぶ”タイムです。
瓢斗名物「出汁しゃぶ」を堪能!
金色のお重の蓋を開けると、そこには厳選された銘柄豚と、ずわい蟹。

しゃぶしゃぶは、ずわい蟹→野菜→銘柄豚→うどんの順で進行します。仲居さんがテキパキと調理を進めてくださります。

2分ほど湯がいてずわい蟹に火が入ったら、つけ出汁に。そのまま一口でほおばってしまいましょう。

つけ出汁は、国産天然昆布と鰹、煮干しの出汁に、秘伝の“返し”を合わせたもの。素材の味をしっかりと利かせたつけ出汁と、たっぷりの刻みネギと一緒にいただくこのスタイルこそが、瓢斗のしゃぶしゃぶが“出汁しゃぶ”といわれる所以です。
お野菜もたっぷり。ラインナップは、ほうれん草と白菜、九条ねぎ、しいたけ、えのき茸に、湯豆腐の本場・京都南禅寺の豆腐、生麩、くずきり、そして、滋賀県近江八幡市名物の赤こんにゃくでした。

お豆腐は甘みとコクのある柔らかい木綿豆腐で、永遠に食べ続けていたいおいしさ。色のインパクト大の赤こんにゃくは、“三二酸化鉄”という鉄分で赤く染められたもので、味わいにはクセがなく、プリプリとしたやわらかな食感が特徴です。
銘柄豚はさっとゆがいてから、つけ出汁につけたたっぷりの刻みネギを巻いて、瓢斗特製の赤唐辛子の柚子胡椒をのせていただきます。

甘みのあるさっぱりとした脂が特徴の銘柄豚と刻みネギの相性は抜群で、大きな器に山盛りだった刻みネギは、あっという間になくなってしまいました。しかしご心配なく。刻みネギと柚子胡椒はおかわり無料なので、心ゆくまで堪能できますよ。
シメは、京都の製麺所に特注しているという生うどん。細麺ですが適度にコシがあり、少し縮れているためつけ出汁がよく絡む、編集部一推しの食感です。付属のカレー粉をつけ出汁に落とせばカレーうどんに味変も可能です。

デザートは、“ほうじ茶ぷりん”に京番茶を添えて。卵を使わずゼラチンのみで固めたとろとろなめらかタイプのプリンで、しっかりとした甘さが京番茶のスモーキーな香りとよく合います。

以上で、“出汁しゃぶ会席「瓢斗 ひょうと」”の全8品が終了! “瓢斗 品川店”のスタッフのみなさまのあたたかなおもてなしのおかげで、大満足のひとときを過ごせました。
店長の望月さんは、「来ていただいた皆様に、最高の時間を過ごしていただくことが、私たちの目指すところです。たくさんの人が集まりやすい品川では、ご接待やご家族でのお祝い事など、特別なシーンにご利用いただく機会も多いと思います。お客様一人ひとりに合わせた丁寧なサービスと、こだわりのおいしいお料理で、お客様の思い出に残るような素晴らしいひとときにするお手伝いができれば幸いです」と意気込みを語ってくれました。
読者のみなさまも、品川での接待・会食や自分へのご褒美など、ワンランク上の飲食店をお探しの際は、ぜひ“瓢斗 品川店”をご検討くださいね。
それでは次回の『しながわグルメ探訪』もお楽しみに!
【店舗情報】瓢斗 品川店

住所|東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟1階 106区画
TEL|03-6260-2988
MAP|https://maps.app.goo.gl/paie3Z3iU3mwETE47
HP|https://hyoto.jp/shop/shinagawa/