【前編】品川で働き、暮らしてみませんか？〜職住近接の魅力〜
みなさんは通勤時間にどれくらいかけていますか？ストレスを感じない通勤時間は往復20分以内などとも言われていますが、品川通勤なら1時間を超えてる方も多いのではないでしょうか。
今回は、家と職場が徒歩圏内の「品川職住近接ワーカー」の皆さんに集まって頂き、地域の繋がりや、防災面のお話を伺いました。”働く街”というイメージの品川ですが、お話を聞いてみると”暮らす街”という新たな魅力にも気がつくことができました。
座談会スタート！
今回は5名（内1人はRe-FRESH編集部）の方にリモートでお集まり頂き、お話を聞きました。
まずは簡単な紹介から。上段左から時計回りで、
◆伊尾木さん
職住近接歴約1年 レゴでRe-FRESHを作ってくださいました・・・！
◆編集部 鶴田
今回の取材担当です。
◆中嶋さん
職住近接歴約9年 マンションの防災活動などに精力的に取り組んでいらっしゃったり、PTA会長をされていたりと地域活動にも熱心な方です。
◆吉村さん
職住近接歴2年4か月 マンションの自治会などで活動されています。
◆編集部 塩谷
職住近接歴2か月目。編集部のピカピカの新入社員！
◆篠田さん
職住近接歴14年 同じくPTA活動などをされています。
最近品川に住み始めた新入社員から、お子さんがいらっしゃる方まで幅広い年代の方にお話を聞くことができました。
職住近接生活の満足度はほぼ満点
事前質問では職住近接というスタイルへの満足度、その良い点と悪い点を聞き取りました。
4人が大変満足、1人が満足と皆さんほとんどが今のスタイルを気に入っている様子です。
良い点では、通勤時間の短縮や、時間の使い方の良い変化、災害時にすぐに対応ができたことなど、そして悪い点では、近すぎて移動の楽しみが無くなってしまったことなどが挙げられています。今回は、このアンケートの内容をいくつか深掘り、皆さんにお話を聞いてみました。
災害時に感じた職住近接のメリット
編集部：災害時はどういった点に利便性を感じましたか？
中嶋さん
(東日本大)震災の際に、同僚の人を泊めることができたり子供がまだ小さかったので家族と合流が早くできた点はよかったです。
篠田さん
すぐに家に帰って来ることができて、帰宅難民にならず家族と合流できました。品川では数万人が働いているので、地域としてそういった人たちにどんなことができるのだろうという、気持ちになることがありました。
吉村さん
子供が近くで働いていたので、すぐに帰宅できました。その経験から家族で帰宅の時の動きなどを話す機会が増えました。
みなさんの話を聞いて、大きな災害など、非日常が突然襲い掛かったとき、すぐに自分の生活空間に戻れるのは職住近接の大きな強みだということが分かります。
近隣の緑水公園では、かまどベンチやマンホールトイレなど公園施設を利用した防災施設もあり、まち全体で防災に取り組んでいるのは品川の魅力の一つかもしれません。防災活動に積極的に取り組まれている中嶋さんは、年に1度防災キャンプを行うのはどうだろう？と考えているそうです。実現したら、ぜひ編集部もお手伝いしたい！
近いと失うものもある？
メリットが多いように見える職住近接生活ですが、なくなってしまったものもあるようです。
編集部：事前質問では寄り道が減ったという意見がありましたが、みなさん実感がありますか？
吉村さん
わたしは帰り道にウィンドウショッピングをしていましたが、減りましたね。みなさんは帰り道の楽しみは何かありましたか？
中嶋さん
寄り道というか、会社の飲み会が新宿とか渋谷になった時、ブルーな気持ちになりますね（笑）
伊尾木さん
逆に参加者がバラバラのときは品川にしちゃうときもありますよね！
篠田さん
平日の遅くに友達と品川の外で飲んで帰ると、残業していたほかの社員と出会ってしまうのが嫌ですね（笑） レインボーロードは目立つので、そういうときはタクシーで帰ります。
吉村さん
あとは、品川のおすすめのお店を聞かれると困ることがあります。品川ではお店にあまり行かず、自宅へ帰ってしまうので。
中嶋さん
あと悪い点ではないですが、これだけ地域に根差して、知り合いが増えたので、悪いことはできないな。という思いはあります。
篠田さん
会社との関係がよくない人は、近くに住むのが嫌かもしれないですね。奥さんや子供が散歩しているときに、同僚とすれ違うことがありますが、仲良く挨拶できる関係性で良かったなと思います。
職住近接を快適に続けていくためには、職場や近隣の方との関係性作りがキーになってくるのかもしれません。同僚と飲んで、すぐ自宅に帰れるのは羨ましいですね（笑）
ここまで、品川職住近接のいいところ・よくないところをテーマに話をしてきました。
盛り上がった座談会の続きは後編で！
次回はフリートークの内容をお届けします。どうぞお楽しみに。