美味しさが顔に出る!アメフトチーム「ブルザイズ東京」が集う鮮度抜群の浜焼居酒屋【浜焼酒場いちかわ/港区港南】
品川駅港南口から徒歩3分ほどのレトロな路地裏に、胸板の厚い男性2人組を発見。実は、彼らは品川を拠点に活動する社会人アメリカンフットボールチーム「ブルザイズ東京」の選手です。
今回イケメンアスリートのお二人にご紹介いただいたお店は『浜焼酒場いちかわ』。ブルザイズの選手・スタッフも練習終わりに利用するお店なのだとか。
ところで、「ブルザイズ東京(以下、ブルザイズ)」と聞いてもあまりよくわからない方も多いのでは。ブルザイズは特定の企業からの大口スポンサーに頼らず「複数市民オーナー制度」を導入し、品川の街に根差したチーム運営を軸に社会人アメフトトップリーグの「X1リーグ」にて戦うチームです。
今回はブルザイズの主将・住谷優太選手、副将・南竹司選手に『いちかわ』のお酒と料理を堪能いただきながら、アメフトや品川に対する想いを聞いてきました。
日本酒で海鮮を愉しむ!
店内に入ってまず目に飛び込んでくるのは力強い「漁場直送」の文字。窓からのぞく路地裏の風景も相まって、料理が運ばれる前からワクワクしてきます。
ビールで乾杯すると、店長おすすめのお造り4点盛り合わせが運ばれてきました。本日のお造りは、サワラ、マグロ、タコ、タイ。「うまっ!」とつぶやきながら箸が進みます。
しばらくすると、2人がトレードマークのヘルメットを見せてくれました。温かなライトに照らされてキラリと輝きます。
数々の試合を共に戦ってきたヘルメットを手に、2021年シーズンを振り返っていただきました。「2021年はリーグ戦で3勝することが目標だったのですが、そこには届かず悔しいシーズンでした。それでも、シーズンを通してチームが成長していくのが感じられたので、負けても落ち込みすぎることなく次に向けて前向きに取り組めましたね」と住谷選手。
また、普段は会社員として働くブルザイズの選手たち。南竹選手は社会人チームならではの体験をしたと言います。
「去年、会社の同期が十数人で試合を見に来てくれたんです。同期はアメフトに詳しくない人ばかりでしたが、それ以来アメフトの話もしてくれるようになりました。そういうのもうれしいですよね。」
浜焼き盛り合わせも気になる一品。店内の生け簀から引き上げられた新鮮なホッキ、サザエ、ハマグリを見て、南竹選手がコソコソと何やら怪しい動きを。どうやら「やっぱり海鮮には辛口の日本酒でしょ。」と、日本酒“超辛口・ばくれん”を注文したようです。確かに、このメニューには日本酒の選択が正解な気がします。
大事なのはタンパク質!
ほろ酔い状態になってくると、話題はアスリートの身体づくりへ。
全力のタックルでぶつかり合うスポーツゆえに、ポジションによっては重量の維持が必要不可欠なアメフト。普段の食事のことを住谷選手が教えてくれました。
「朝食・昼食はルーティーン化してます。朝はゆで卵、昼は鶏むね肉など、低脂質を徹底した上でタンパク質を毎日200g取るようにしています。晩御飯ももちろん気を使っていますが、練習や試合終わりなんかは気にせず思い切り飲んだり食べたりしてしまいます。品川界隈の飲食店もよく活用しているので、ブルザイズ選手のタンパク質摂取をサポートしてくれるお店があれば、お店にブルザイズのステッカーを貼りますよ!(笑)」
なるほど、そうなると“高タンパク低脂質”な海鮮が楽しめる『いちかわ』は丁度よいのですね。
そんな中「美味しい!!」と2人が口を揃えたのは鮭のチャンチャン焼き。ホイルの中で溶かしたバターにふんわり柔らかな鮭と甘いキャベツをくぐらせていただくと、悪魔的な味わいが口に広がります。脂質のことは、今日は気にしません。
「今、絶対美味しそうに食べてる自信があります!」と自らシャッターチャンスを宣言する南竹選手。一皿を独り占めして、美味しさを顔で表現してくれました。
日本酒も、まじめな話も、ちびちびと。
会も終盤に差し掛かり、新シーズンに向けた意気込みへ話が移ります。
「ディフェンスとしては、相手チームの攻撃を止め切れなかったのが今シーズンの反省点です。来シーズンは相手がパスを投げる前に潰す、投げられても止めるというチームとしての基本コンセプトを再確認した上で、しっかりやりきりたいです。
チームとしては、コロナの関係であまりできなかった品川に対する地域貢献をもっとやっていきたい。イベントへの参加も積極的に行っていきますが、街中で話し掛けられるとテンションが上がるので、ヘルメットを持っている人を見かけたら声を掛けてみてください!」と住谷選手。
一方、チームの司令塔クォーターバック(QB)を務める南竹選手は「体重を落として走るスピードを上げたいですね。そのためにも今まで以上に練習時間の確保が必要です」と話します。
フレンドリーな店員さん達と記念撮影!
たくさん話をしているうちにすっかりいい時間になったのでお開きです。
昨年11月に開店から10年を迎えた「いちかわ」。店主の市川さんに記念撮影をお願いした所、「スタッフも一緒に良いですか?」とスタッフを集めてくれました。料理はもちろんですが、スタッフとのコミュニケーションも素敵です。
※お店の方にも撮影用にマスクを取っていただきました
『浜焼酒場いちかわ』でほっこり美味しい時間を。
美味しい海鮮料理で日本酒をたしなみたい気分の時は、『浜焼酒場いちかわ』を訪れてみてはいかがでしょうか。気さくに話してくれる店主の後ろで、豪快に飲食をしているブルザイズの選手にも会えるかもしれません。
それでは、また次回の記事もお楽しみに。
【店舗情報】浜焼酒場いちかわ
住所|東京都港区港南2丁目2−5
TEL|050-5596-1751
食べログ|https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131403/13134627/
MAP|https://goo.gl/maps/nvs2xNRmniNeWvuL7