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ラグジュアリーホテルのアフタヌーンティーが引き出す、建設・不動産女子が語る品川の未来【カフェ&バー“リュトモス”/港区港南】

品川駅港南口から徒歩1分という立地に位置する “ストリングス東京インターコンチネンタル”。都会の喧騒を忘れられるラグジュアリーな空気感はShinagawa peopleの羨望の場所です。
 
今回、ストリングスホテルに所在するカフェ&バー“リュトモス”で女子会を開いている方がいらっしゃるとの事。
 
開放感のあるエントランスを抜け、非日常を演出するソファや照明に囲まれた空間に本日のゲストはいらっしゃいました。品川に本社を構えるゼネコン・大林組の小嶋美由希さんと、品川のランドマーク・品川インターシティの運営を行う不動産デベロッパー・日鉄興和不動産・新谷栄利子さんです。お二人とも建物に関わるお仕事という事で、ストリングスホテルの設計に興味津々です。


小嶋さん:
天井が高くて素敵ですね!建物の中にこんなに広大な空間を取るのは贅沢ですよね。いつも「照明の配置はどうなっているのだろう?」とか「壁や床の素材は何?」とか、すごく気になってしまいます。
 
新谷さん:
わかります!もう職業病ですよね(笑)。
きっと普通の人は気にしないであろう所が気になりますよね。私も、「このビルのメンテナンス室はどこにあるのかな?」と思わず探してしまいます。
 
建物の構造について盛り上がったお二人のお目当ては、18時からのディナータイムにも楽しめる“チョコレート&キャラメルアフタヌーンティー”。2023年1月17日(火)までの期間限定で堪能できる特別プランです。
 
今回は、大人の雰囲気漂う夜の“リュトモス”でナイトアフタヌーンティーを堪能しながら、建設・不動産業界で活躍するお二人による品川の街の魅力について語っていただきます。
 
ギリシャ語でリズムを意味する“リュトモス”。広々とした空間に身をゆだね、どんなリラックスした本音が聞けるのでしょうか。

まずは希少なカカオを3種類使った
贅沢デザートをご紹介!


お二人の前に早速“チョコレート&キャラメル ナイトアフタヌーンティー”が登場。アフタヌーンティースタンドに盛り付けられた食べきりサイズのスイーツたち。一気にテーブルが華やぎました。
 
本企画をプロデュースしたエグゼクティブペストリーシェフ・長田 学さんはチョコレートを使ったデザートが得意とのこと。今回は特別にメニューのご説明をいただきました。

長田シェフ(左)の話を聞く新谷さんと小嶋さん

長田シェフ:
今回の企画では3種類のチョコレートを使っています。メインとして使っているエクアドル産の“アリバ種”は、チョコレートの原点と言われています。チョコレートの原料であるカカオの種類は大きく分けて3種類あり、“アリバ”が派生して地域で名前が変わっていくのです。“アリバ種”は香りが強いので、お菓子にした時に風味が損なわれないのが特徴です。
 
小嶋さん:
甘いスイーツと重さのあるスコーンを交互に食べるとより贅沢ですね。チョコレートの違いをじっくり感じたいです!
 
長田さん:
ミニパフェのムースの白い部分に使われているのは、“カカオパルプ”というカカオの実です。イメージしにくいかもしれませんが、じつはカカオは“フルーツ”なのです。果肉があって、その中の実を発酵させて焙煎し、砕いてペースト状にしたものがチョコレートになる。これまで“カカオパルプ”は捨てられていたのですが、「カカオを丸ごと使おう」という発想から、3年ほど前から丸ごと輸入されるようになりました。
 
カカオ豆は、元々焙煎してお茶として飲まれたこともあり、薬としても伝わった歴史がある食材です。そのルーツにこだわって、チョコレートのムースや、ガナッシュも4つの層に分ける構成にしています。

白いムースに注目したい
“ホワイトチョコレートとキャラメルマキアートのミニパフェ”

スイーツの中でも目を引く苺タルト。アフタヌーンティーの締めにも合いそうです。
 
長田シェフ:
苺を使ったタルトは、「カカオをフルーツと一緒に味わったらどうなるのか」をテーマに仕上げました。苺が好きなお客様が多いので、今回のアフタヌーンティーでも苺を使わせていただきました。

苺とチョコレートとの相性が抜群な
“とちおとめミルクチョコレートソース”

新谷さん:
こんなに素敵なアフタヌーンティーが平日の夜に楽しめるなら、仕事帰りでも立ち寄りやすいですね。
 
長田シェフ:
そう言っていただけてうれしいです!オフィスの多い品川の特性も踏まえて、お昼だけではなく、仕事帰りのワーカーも楽しめる“ナイトアフタヌーンティー”を2年前から提供しています。
 
小嶋さん:
品川は “堅実なオフィス街”というイメージがありますが、こんなおしゃれな空間や演出があるのも大きな魅力ですよね!

不動産業界で奮闘!
よりよい街を目指し情熱を傾ける二人


海外の名酒が並ぶバーカウンターからはシェイカーを振る音が聞こえ、オープンキッチンではシェフが次々と美しく料理を盛り付けていく様子が見える店内。全てが一流の空間です。

そんな贅沢な環境とかわいらしいスイーツが揃えば、二人は自然とキラキラとした表情になります。スイーツも楽しみつつ、まずはお二人のお仕事についてお聞きしました。
 
新谷さん:
私は“品川インターシティ”の運営管理を担当しています。品川インターシティは1998年に竣工したビルなので、設備機器の更新等といった修繕はもちろん、現在の社会ニーズ・顧客ニーズにマッチするようなバリューアップ工事を行っています。ハードの改修を通じて、いかに付加価値を付けるかを考えています。
 
小嶋さん:
私は、新規事業開発を行う部署に所属しており、社内で生まれた新しい発想を形にするべく、社内でアイデアのある方を様々な角度からサポートしています。コロナ禍の中、一時は在宅勤務も増えていましたが、「対面での雑談の中からアイデアが浮かぶことも多い」という社内の空気感もあり、週3回程は品川の本社に出社しています。

そんなお二人は建設・不動産業といった街づくり業界で切磋琢磨する女子。話題は自然に仕事の話へ。
 
小嶋さん:
今は新規事業開発に取り組んでいますが、新卒時はエンジニアとしてキャリアをスタートさせました。現場に行くこともあり、毎日オレンジ色のヘルメットをかぶっていました。
 
新谷さん:
建築現場で経験を積んだのですね!
私の現状の業務は、修繕を通じてビルの付加価値を向上させる事をミッションとしています。品川インターシティは来年に開業25周年を迎えるのですが、品川駅港南口のランドマークとしてまだまだポテンシャルの高い物件だと思っています。一方で設備的には手を入れなければいけない箇所も出てきます。ビル運営においても新しい技術や考え方が常に生まれているので、今の時代に合った利便性の高いサービスを導入することで、品川インターシティで働くワーカーによりよい空間を提供したいという想いの中、日々施策を考えています。
 
小嶋さん:
具体的にはどのような取り組みをしているのですか?
 
新谷さん:
昨年度は、社会環境や顧客ニーズが変わっていく中で、「どういうビルを目指していくのか」というコンセプトを他の事業者や管理会社と共につくりました。ビルの特性抽出や、顧客ニーズ分析を行いながら、ビルのあるべき姿をビル関係者で協議し、品川インターシティのビジョンをつくり上げました。

小嶋さん:
かなり大がかりなプロジェクトですね。どんなコンセプトなのか、気になります!
 
新谷さん:
ありがとうございます!
コンセプトは、“INTER-LIFE INTER-WORK -ヒト・マチ・ビジネスをツナグ、新しい知性のアーバンオアシス「品川インターシティ」-”。
品川の特徴は、新幹線の発着駅という事と羽田空港へのアクセス性の高さ。今後リニア中央新幹線も開通予定でもあり、交通結節点として更なる発展が見込まれると考えています。日鉄興和不動産のフラグシップである“インターシティ”シリーズには都市と都市を繋ぐという意味もあるので、そちらも意識しました。
人と人・企業と企業・街と街の結節点“品川”として、ただ働くだけのオフィスビルではなく、生活する人々のライフスタイルにも寄与できる空間をつくりたいという想いを込めました。
 
街は一朝一夕でできるものではなく長い年月をかけて熟成されるものですが、新谷さんが取り組んだコンセプトづくりは品川の街に大きなインパクトを与えそうです。
 
小嶋さんもゼネコンという立場から人が働いたり、生活したりするための建物の建設といったハード面で街づくりを推進しています。最近では、建設に留まらず新たな分野へと足を踏み入れたとの事。
 
小嶋さん:
これまでのゼネコンは、“建物を建ててお客様に引き渡す”といった事業モデルが主流でした。ところが、コロナ禍で社会構造が大きく変化していく中で、「引き渡した後も、引き続きまち作りに関わることでまちの魅力を生み出す」ということを、本格的に考え始めたのです。
そんな中で1年半前から取り組んでいるのが“データを活用した都市への新しいソリューション提供”です。一つの事例として、オフィス空間や従業員同士のインタラクションがどれだけ社員のパフォーマンスに影響を及ぼすかを分析しています。これまでの建設請負業だけではなく、有益なデータやソリューションを顧客に提供することも新しいビジネスモデルにできるのではないかと考え、挑戦しています。
 
新谷さん:
より魅力ある施設を目指している私にとっては、大林組さんの持っている技術には大変興味があります!是非、色々と教えていただきたいですね。

品川をもっと面白くする
場づくりとコミュニティ


仕事帰りのワーカーもターゲット層であるストリングスホテルの“ナイトアフタヌーンティー”のもう一つの魅力はシャンパーニュフリーフロー。香り高いトリュフ塩が使われた絶品のフライドポテトもメニューに含まれており、特別感が増します。
 
美味しいものに囲まれて、二人の熱いトークは続きます。

夜のプランで楽しめる“トリュフ風味のフライドポテト”
崩してしまうのがもったいなく感じつつも
“アップルキャラメルパイ”にナイフを入れます

新谷さん:
私は“コミュニティ”が街の魅力を引き出せると考えています。品川は優良企業が集まっているエリアであり“人の宝庫”ですが、会社が異なるとなかなかつながりを持てないのが事実です。自社の人だけではなく、様々な視点での意見交換ができると面白いのに、と思っていますね。今、品川インターシティも新しい技術やサービスを追求していく段階なので、“ご近所”である大林組さんの力を借りて新たなチャレンジをしてみたいですね。
 
小嶋さん:
それはぜひお願いします!
新規事業に取り組んでいると、他社との連携が必要な場面も多く、開発したソリューションを試す“場”も必要なので、ぜひ日鉄興和不動産さんとコラボしたいですね。
新谷さんのおっしゃる通り、品川には特にTech系の優良企業が集積しているので、新規事業を手掛けている担当者同士で情報交換ができるコミュニティも作れそう。異なるアイデアの組み合わせによりイノベーションが生まれることも多いので、企業を超えて交流を図れる場ができれば良いですね。
 
新谷さん:
多様な人と繋がりたいと思いながらも、仕掛けがないと難しい部分もあると思います。
今日みたいに“アフタヌーンティー”を活用して近隣企業で女子会を開催すれば、仕事の話をカジュアルに楽しめるかも。
不動産デベロッパーとしては、そういった“人が繋がれる場”をつくる事もミッションの一つだと考えています。そういった意味で、品川インターシティと品川グランドコモンズの間にあるセントラルガーデンは活用しがいがあると感じています。何気なく座ってリフレッシュできる屋外空間は人との繋がりを作るには適していると思います。
ここ数年は様々なイベントも行われていますが、そのようなイベントは今後も継続していくべきですね。

お皿の上のスイーツも残り少なくなってきました

小嶋さん:
やっぱり、気軽に行けるオープンスペースがあるっていいですよね。
セントラルガーデンで言えば、植物を育てたりする農園を展開しても面白いと思っています。農産物が育つ様子を近隣の人たちで共有することが、エリアでのコミュニケーションの活性化に繋がるのではないかと考えています。大林組では建物を作る空間環境制御の技術を使った農業の研究開発もしているので、活用いただけるかもしれません!
 
新谷さん:
大林組さんは本当に色々な取り組みをされているのですね!
 
小嶋さん:
Tech系企業が集まる土地柄も活かしたいですよね。
大林組はロボットの社会実装も手掛けていて、ロボットが他階から荷物を運ぶためのエレベーターとの連携技術を有しています。お掃除ロボットであればすぐにでも実装できるのですが、新谷さんはご興味ありますか?
 
新谷さん:
面白そうですね!
ビルオーナーとしては警備の強化も重要な課題である為、ロボットに置き換えて清掃も警備もまとめて行ってもらえると素敵ですね!

同じ地域で働く者同士の横のつながりの大切さを実感した今回の女子会。この二人の出会いが、品川のコミュニティ活性に繋がるかもしれません。
 
新谷さん:
それにしても、本当に素敵な空間とスイーツでしたね。またアフタヌーンティーを楽しみに来るなら、誰と来ますか?
 
小嶋さん:
アフタヌーンティーって、一人では難しいし、でも上司と一緒に来る感じではないですよね。
 
新谷さん:
今日みたいに、品川の女子会もやってみたいですよね。“品川大女子会”!
 
小嶋さん:
いいですね!ぜひやりましょう!

煌びやかな内装と、豪華なアフタヌーンティーを囲み盛り上がりを見せた建設・不動産女子会。いかがでしたでしょうか?もしかしたら、品川で働くお二人と街中でばったり出会えるかもしれません。「品川にある企業で働く人たちがつながる場を作りたい」というお二人の想いが実現するのを願っています。
 
また、贅沢すぎる時間を過ごせる『リュトモス』はShinagawa peopleとして一度は訪れていただきたい空間。
お仕事帰りのご褒美タイムとして楽しむのはもちろん、3時間の個室貸し切りプランではベビーカーで小さなお子様を連れたママさんたちにも人気とのこと。
 
アフタヌーンティーを楽しんだ後には、こだわりのチョコレートギフトにもぜひご注目。クリスマスや年末に、大切な方への贈り物としてセレクトしてみてはいかがでしょうか。

食べるのがもったいなく感じるほどに美しい
チョコレートギフト

12月はクリスマスまでの25日間限定で今回ご紹介したラインナップに、とろとろ熱々のフォンダンショコラが味わえるクリスマススペシャルプレートが加わる “ホワイトスパークリングクリスマス☆ チョコレート&キャラメル アフタヌーンティー”をお楽しみいただけます。

この他にも魅力たっぷりのスイーツやお食事が堪能できるプランが盛りだくさん。ぜひウェブサイトをご覧ください👇

それでは、次回の記事もお楽しみに。

【店舗情報】カフェ&バー“リュトモス”


住所|〒108-8282 東京都港区港南2丁目16-1 品川イーストワンタワー 26F
TEL|03-5783-1258
HP|https://intercontinental-strings.jp/jp/dine/rhythmos-cafe-and-bar
Instagram|https://www.instagram.com/strings_ic/
MAP|https://goo.gl/maps/bZZ7vnpvFkvASMNFA


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