品川の3x3バスケチーム“WILDCATS.EXE”GMの遠塚谷さんと、パワーみなぎる生姜ディナー!【生姜焼き定食専門店 元気が出る食堂】
品川にゆかりのあるゲストをお招きしながら、地元飲食店の魅力を伝える“Re-FRESH”。今回は、“生姜焼き定食専門店 元気が出る食堂”にて、“品川CC WILDCATS.EXE”のゼネラルマネージャー(GM)・遠塚谷 流さんにお話をうかがいました。
“品川CC WILDCATS.EXE”は、品川港南を本拠地として2019年に発足した3人制プロバスケットボールチームです。昨年は複数の国内大会で好成績を収め、世界最高峰の国際大会“3x3 World Tour Shanghai Masters”に日本代表として出場! 地元チームの大躍進に、嬉しくならない Shinagawa people はいませんよね。
そんな“WILDCATS”の2024シーズンが、いよいよ開幕しました。2024年6月1日には、品川インターシティ・品川グランドコモンズで開催されるイベント“みんなの品川スポーツFES.”内で、公式リーグ“3x3.EXE PREMIER 2024” Round.2に出場予定です。
“WILDCATS”のGMであり、5年前に“WILDCATS”を立ち上げた遠塚谷さんに、今シーズンへの意気込みや、チームと品川港南の街への想いなど、たっぷりと語っていただきました。“元気が出る食堂”のパワフル生姜ディナーとともに、お楽しみください。
今回の舞台“生姜焼き定食専門店 元気が出る食堂”
今回の舞台は、品川グランパサージュ地下1階に所在する“生姜焼き定食専門店 元気が出る食堂”です。
店名はさることながら、外観も内観も、生姜焼きのアピールがすごいです。これほど全身全霊の生姜アピールをするお店は、他ではなかなか見られないのでは?
“生姜焼き定食専門店”の名のとおり、ランチタイムは“元気が出る 生姜焼き定食”の一本勝負! 一方、ディナータイムには生姜焼きが主役の居酒屋メニューに変身します。アフターファイブの飲み会での活用はもちろんですが、残業後の1人夜ごはんにもピッタリです。
さて、そんな“元気が出る食堂”にお迎えした今回のゲスト・遠塚谷さんは……おっと!?
“元気が出る食堂”に“WILDCATS”のポスターを掲示していただこうと、店長の伊藤さんと交渉中でした。
“縁”を見方につけ、夢のバスケチームオーナーに!
ポスター掲示の承諾を得られた所で、腰を落ち着けてドリンクとおつまみを注文。まずは、すりおろし生姜たっぷりの“生姜ジンジャーエール”で乾杯です。
遠塚谷さん:
中学校でバスケ部に入って以来、バスケは人生の軸のひとつになっています。社会人になってからもバスケがきっかけでいろいろな人と知り合うことができ、“バスケの縁”の力を感じています。“WILDCATS”を立ち上げられたのも、縁が大きいですね。
遠塚谷さん:
大学生の頃はスポーツを仕事にしたいと漠然と考えてはいたのですが、これといった仕事のイメージを持っていたわけではなく、マーケティング系の企業に入社しました。そこで出会った同期の吉田(現・品川CC代表)が「俺はサッカーチームのオーナーになる!」と、ずっと言っていて。その時初めて、“クラブチームを持つ”という選択肢に巡り会いました。
遠塚谷さん:
2014年に3人制バスケの“3x3.EXE PREMIER”が創設され、たまたま参画チームに高校の先輩が所属していたので観戦に行ってみたら、もうめちゃくちゃ面白くて! しかも、最低4人の選手がいればチームとして成立するので、5人制に比べれば少ない資金で運営できることに気が付きました。
そんな矢先に、吉田から「品川CCでバスケチーム作らない?」と誘われ、ちょうど「3x3が2020年東京五輪の種目に選ばれる」と噂され盛り上がっていたタイミングでもあったので、「やるなら今だ」と腹をくくりました。
2019年に“WILDCATS”を始動させた遠塚谷さん。初めてのクラブチーム運営は知らないことだらけで、苦労や失敗も多かったといいます。
遠塚谷さん:
チームを立ち上げるために必要なのはまず選手。選手を集めてロゴやチーム名を決めて、リーグに承認されればひとまずチーム創設といえます。こう聞くと簡単そうに感じるかもしれませんが、特に選手集めは大変でした。まだ何の実績もないチームから声を掛けられて、すぐに来てくれる選手はそうそういませんよね。
そこで僕は、まずチームの計画や構想を資料にまとめてから、それを持って選手に会いに行きました。すると、「チームの方向性までしっかりと説明してもらったのは初めてです」と言われる機会が度々あり、そういった姿勢を選手たちが汲んでくれたから、現在の信頼でつながるチームが構築できたのだと思っています。
ホームタウン・品川に支えられて
遠塚谷さんは2022シーズンに“3X3 EXE PREMIER”から“Best Owner of the Year”を受賞しています。品川インターシティでのホームゲーム開催や、天王洲アイルでの3x3コート(カリーコート)の開設など、ホームタウンである品川に根ざした活動が評価された形です。
遠塚谷さん:
“Best Owner of the Year”をいただけたのは、本当に僕だけの力ではなくて、選手やスタッフを含めた品川CC全体の功績だと思っています。それに、そもそも僕たちが活動できるのは、地域の方々や企業があってこそ。今日もポスターを持って港南のお店を回ってきましたが、設立当初よりもチームを認識している方が増えていて、とてもうれしく感じています。
このタイミングで、本日のメインディッシュが到着。“元気が出る食堂”の人気メニュー“元気が出る 生姜焼き”と、“辛元気が出る しびれ生姜焼き”です!
もち麦入りごはんとお味噌汁に漬物もついた“ごはんセット”を追加注文し、生姜焼き受け入れ体制は万全。気づけばしばし無言になるほど夢中になって、生姜焼きを味わっていました。
“みんなの品川スポーツFES.”の見どころは?
2024年6月1日、品川インターシティにて“みんなの品川スポーツFES.”が開催され、その中で、 “3x3.EXE PREMIER 2024” Round.2 の試合が行われます。
当日は3×3バスケ公式戦の他に、元サッカー日本代表で現在は品川CCフットボールチームの監督を務める槙野智章さんによるトークセッション、ラグビーやブラインドサッカー等のスポーツ体験、ステージでのダンスパフォーマンスなど、さまざまなコンテンツが予定されています。
遠塚谷さん:
スポーツフェス内で試合が行われるというのは、品川インターシティならではですよね。観戦の合間に他のコンテンツで遊んだり、周辺のグルメを味わったりと、3x3以外の楽しみも豊富なところが魅力だと思います。また、大きなイベントのメインコンテンツとして3x3が位置づけられていることは、選手たちのモチベーションにもつながっています。
遠塚谷さん:
昨年の品川インターシティでのホームゲームでは、“WILDCATS”は残念ながら結果を残せませんでした。試合で負けてしまうと、支えていただいている方々の顔が浮かび、とても悔しい気持ちになります。だからこそ選手たちは今、「今年こそ絶対に勝つ!」と燃えていますよ。
チーム関係者やファンの皆様、地域の皆様など、多くの方々の努力とご協力が積み重なってこの日があります。「面白い1日だった!」と皆様に満足していただけるように、そして、皆様の明日がもっと楽しみになるように、僕らは全力で挑みますので、ぜひ応援に来てください!
* * *
“クラブチームのオーナー”という形で、夢だった“スポーツに関わる仕事”を手に入れた遠塚谷さん。クラブチーム運営に際しては資金繰りなど大変な側面もありますが、「楽しくなければ5年も続けていませんよ」と、幸せそうに語ってくれました。
そんな舞台裏を知った今、“WILDCATS”を見る視点にこれまでとは違う深みが加わる予感がします。6月1日は皆様もぜひ“みんなの品川スポーツFES.”へお越しいただき、遠塚谷さんの自慢の選手たちの真剣勝負を、一緒に応援しましょうね。
それでは次回の記事もお楽しみに。
【店舗情報】生姜焼き定食専門店 元気が出る食堂
住所|東京都港区港南2-16-3 品川グランパサージュ1 B1F
TEL|03-4306-0125
MAP|https://maps.app.goo.gl/zpGT1bSfZo4zq82k9
HP|https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131403/13285736/
おまけ
“Re-FRESH”では、今回の他に過去4回にわたり“品川CC WILDCATS.EXE”をご紹介しています。2020年には遠塚谷さんと品川CC代表の吉田祐介さんにもご登場いただいていますので、ぜひ下記リンク先の記事もご覧ください。